既卒について
そもそも、既卒とはどういった状態を指すのでしょうか。
Yahoo!辞書の大辞泉で調べてみると
き-そつ【既卒】
すでに学校を卒業していること。卒業予定者または新卒に対して言う。「-者」
となっています。つまり、学校を卒業した人たちはすべて既卒者になります。
しかし、こと就職や転職・人事の世界で使われている既卒というのは意味合いが異なります。「学校卒業後、正社員としての実務経験が無い人」のことを既卒といい、新卒などとは明確に区別されています。同じ意味の言葉に新卒無業というものもあります。
また昨今では「第二新卒」と言う「社会人経験1〜3年くらい若年者」を指す言葉もあります。第二新卒には1年以内の社会人経験を有している若年者は除外されるので、昨今の既卒という言葉は
「学校卒業後、正社員としての実務経験が無い人。及び社会人経験が1年未満の人」
を指します。
既卒の実態

| 単位:人 |
平成15年 |
平成16年 |
平成17年 |
平成18年 |
平成19年 |
| 卒業者数 |
544,894 |
548,897 |
551,016 |
558,184 |
559,090 |
| 一時的な仕事に就いたもの |
25,255 |
24,754 |
19,507 |
16,659 |
13,287 |
| 左記以外のもの(=既卒) |
122,674 |
110,035 |
97,994 |
82,009 |
69296 |
<参照:文部科学省 学校基本調査>
上記の図と表は大学卒の既卒者数を示したものです。
大学卒の就職率は大体70%と言われています。そのうち、大学院にへ進学したものや専門学校に行ったもの、実家の商売を手伝っている人たちを除いた数値を既卒者の数とすると、上記の図になります。
おおよそ10万人を越えていましたが、ここ数年は景気の回復により、既卒者数が減少傾向です。
昨今の景気悪化によって、既卒者の数は増加傾向にあることは予想されます。
ただ、景気の良かった平成19年度でも約70,000人の既卒者が存在しています。これは卒業者数の約12.4%に当たります。
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